2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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2次元折り畳み鎖結晶10 nm19.9 min19.9 min85.285.222.722.739.839.8Single PMMA Chain Single PMMA Chain on micaon mica93.793.7190 x 158 nm190 x 158 nm7高分子孤立鎖2次元非晶膜ZrO2微微粒粒子子をを30%含含んんだだPStPSt Only高分子・有機材料工学高分子微粒子合成、高分子溶液物性有機材料システム高分子物性、原子間力顕微鏡、超薄膜原原子子間間力力顕顕微微鏡鏡にによよるる高高分分子子鎖鎖観観察察11.. 機機能能性性高高分分子子微微粒粒子子のの合合成成33.. 高高分分子子精精密密分分析析・・基基礎礎特特性性解解析析研究室で開発されたカラー電子インクの光学・SEM写真22.. 次次世世代代有有機機・・無無機機ハハイイブブリリッッドド光光学学材材料料のの開開発発 屈折率の異なる成分を混ぜると濁ってしまいますが、ナノレベルで混合すると高透明な材料が得られます。研究室で開発した技術を用いると、スマートフォンなどのカメラの性能を飛躍的に向上させることができます。 星型、ブラシ型、ラダー型、超分子など様々な構造特異性高分子が開発されています。しかし、それら高分子の基礎物性解析は難しく、必ずしも明らかにされていない場合が多い。研究室では、モデル高分子を合成し、光散乱、小角X-線散乱などの特性解析手法を用いて高分子鎖の本質的理解のための基礎研究も行っています。レレーーザザーー多重らせん多重らせんによる分子認識高分子鎖の運動内 容内容: 私達の研究室では、水を媒体(溶媒)に用いた環境にやさしい重合法(ミセル重合、乳化重合、分散重合、ミニエマルジョン重 私達の研究室では、水を媒体(溶媒)に用いた環境にやさしい重合法(ミセル重合、乳化重合、分散重合、ミニエマルジョ合等)に関する研究を行っています。この重合法は工業的に最も利ン重合等)に関する研究を行っています。この重合法は工業用されている重合法であり、表界面を制御する子ことによってナノ的に最も利用されている重合法であり、表界面を制御するこサイズに分散した微粒子の状態で高分子が得られます。高分子微とによってナノサイズに分散した微粒子の状態で高分子が得粒子は、低環境負荷塗料、接着剤、色材、デジタル捺染材料、コられます。高分子微粒子は、低環境負荷塗料、接着剤、色材、ピー用トナー、液晶スペーサー、電子材料、化粧品、クロマト用充デジタル捺染材料、コピー用トナー、液晶スペーサー、電子填剤、医療診断薬、除放性カプセルなどの分野で広く利用されてい材料、化粧品、クロマト用充填剤、医療診断薬、除放性カプます。超耐水性メタリック塗料、近赤外線遮蔽微粒子、高屈折率高セルなどの分野で広く利用されています。超耐水性メタリッ分子微粒子、カラー微粒子の開発を行っています。水系、油系どちク塗料、近赤外線遮蔽微粒子、高屈折率高分子微粒子、カラーらでも対応可能です。研究室ではこれらの他にマクロモマー、特殊微粒子の開発を行っています。水系、油系どちらでも対応可構造ポリマー、リビングラジカル重合、立体制御重合、有機・無機能です。研究室ではこれらの他にマクロモマー、特殊構造ポリマー、リビングラジカル重合、立体制御重合、有機・無機ハイブリッド光学材料、ポリ乳酸の希薄溶液物性など、多岐領域にハイブリッド光学材料、ポリ乳酸の希薄溶液物性など、多岐渡る教育・研究活動を行っています。領域に渡る教育・研究活動を行っています。アピールポイント: これまで多くの産学連携研究を行った実績がアピールポイントあります。長年の教育・研究活動で得られた知識と経験および研究成果を活かして、ニーズや工業化を意識して企業技術者と一緒 これまで多くの産学連携研究を行った実績があります。長年になって技術開発を行うことができます。また、散乱法を用いた高の教育・研究活動で得られた知識と経験および研究成果を活か分子の精密基礎特性解析を行うことできる数少ない研究室です。して、ニーズや工業化を意識して企業技術者と一緒になって技術開発を行うことができます。また、散乱法を用いた高分子の分  野: 高分子・有機材料工学精密基礎特性解析を行うことできる数少ない研究室です。専  門: 高分子微粒子合成、高分子溶液物性分 野E-mail : skawagu@yz.yamagata-u.ac.jpTel : 0238-26-3182  専 門Fax : 0238-26-3182   E-mail ・ skawagu@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3182HP : http://kawaguchi.yz.yamagata-u.ac.jpFax ・ 0238-26-3182HP ・ http://kawaguchi.yz.yamagata-u.ac.jp内 容内容: 高分子は、一般に長くてフレキシブルなひも状の分子ですが、そ 高分子は、一般に長くてフレキシブルなひも状の分子ですれが孤立鎖から非晶性の固体になり、さらに結晶等の高次構造をが、それが孤立鎖から非晶性の固体になり、さらに結晶等の形成します。この形成過程を知ることは、高分子を理解し、その高高次構造を形成します。この形成過程を知ることは、高分子性能化を計っていく上で非常に重要です。高分子科学の多くの先を理解し、その高性能化を計っていく上で非常に重要です。人が様々な手法で構造を明らかにして来ましたが、一見分かった高分子科学の多くの先人が様々な手法で構造を明らかにしてように思っていることも、分子レベルでよく考えれば、まだまだ不明来ましたが、一見分かったように思っていることも、分子レな点が多いことに気付きます。私達は、原子間力顕微鏡を用いて、ベルでよく考えれば、まだまだ不明な点が多いことに気付き特に高分子2次元膜(Langmuir-Blodgett膜等)を観察することで、ます。私達は、原子間力顕微鏡を用いて、特に高分子2次元文字通り高分子を分子鎖レベルで直接観察できることを示し、高分膜(Langmuir-Blodgett膜等)を観察することで、文字通子の構造と特性について研究を進めて来ました。高分子の分子鎖り高分子を分子鎖レベルで直接観察できることを示し、高分レベルの直接観察は、高分子の本質を理解するために重要である子の構造と特性について研究を進めて来ました。高分子の分だけでなく、高分子を用いたナノマテリアルの創出にも繋がる重要子鎖レベルの直接観察は、高分子の本質を理解するために重な要素技術です。要であるだけでなく、高分子を用いたナノマテリアルの創出にも繋がる重要な要素技術です。アピールポイント:アピールポイント原子間力顕微鏡は、多くの研究室が所有していますが、高分子の様々な構造を文字通り分子鎖レベルで研究できるのは、世界的に 原子間力顕微鏡は、多くの研究室が所有していますが、高も極めて限られた研究室だけです。分子の様々な構造を文字通り分子鎖レベルで研究できるのは、世界的にも極めて限られた研究室だけです。分  野: 有機材料システム専  門: 高分子物性、原子間力顕微鏡、超薄膜分 野E-mail: kumaki@yz.yamagata-u.ac.jp専 門Tel : 0238-26-3071Fax : 0238-26-3071 E-mail ・ kumaki@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3071Fax ・ 0238-26-3071HP : http://kumaki-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/HP ・ http://kumaki-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/50 nmオンデマンド高分子ナノ複合分散体の精密設計法の開発キーワード[ 高分子微粒子合成、溶液物性、有機・無機ハイブリッド ]原子間力顕微鏡を用いた高分子の分子鎖レベルでの研究キーワード[ 高分子物性、原子間力顕微鏡、高分子超薄膜 ]教授 川口 正剛教授 熊木 治郎

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