工学部だより
「山形大学研究シーズ活用セミナー」を開催しました
2010/11/9
平成22年11月1日(月)、工学部百周年記念会館のセミナールームにおいて「山形大学研究シーズ活用セミナー」を開催しました。
当日は、会場に入りきれないほど多くの参加者が集まりました。参加者には、置賜地区の企業の方や山形大学で産学金連携コーディネーターに認定している金融機関の方が多く、熱心に講演を聞く参加者の姿からは、大学との共同研究に対する熱い思いが伝わってきました。
第一部の共同研究事例では、本学部の木島龍朗准教授が「研究シーズから製品化へ・産学連携への道」と題して講演を行いました。木島先生は、ご自分の研究室における共同研究を例に挙げて解り易く紹介しました。共同研究ではマッチングが重要であることを強調し、「ハイテク志向の大学のシーズと、コスト・安定性重視の企業のニーズをどうマッチングさせるかがポイントとなる。大学教員の興味を引きつけられる研究テーマかどうかが大きなファクターとなる」と述べられました。
そのほか、株式会社エムエスデー代表取締役の武田章氏による共同研究の事例紹介や、山形大学共同研究組織（ＹＵＲＮＳ）代表幹事の杉本俊之准教授から科学・技術シーズ集の活用法について紹介がありました。
国際事業化研究センター
技術相談、知財創出、まちづくりなどのご相談や、経営や技術革新などに関する研究会や共同研究などの支援を行っております。
