工学部だより
「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催しました
2010/12/1
平成22年11月13日（土）、本学部で「ひらめき☆ときめきサイエンス～ようこそ大学の研究室へ～」を開催しました。
本イベントは、日本学術振興会の支援を得て、平成17年度から毎年実施しているもので、今年で6回目の開催となります。中学生を対象に、日ごろ大学で行っている最先端の研究成果について、普段は見ることができない大学の研究や研究者との対話などから、科学の楽しさや難しさ、不思議について感じてもらうプログラムです。
「有機の光を体験しよう」をテーマに、県内から約20名の中学生が、有機EL研究の第一人者である城戸淳二教授の研究室を訪れ、講義や実験をとおして最先端の有機EL技術について学びました。
城戸教授から有機ＥＬについて、その特性や長所、今後の応用への期待などについて解説を聞いた後、実験室において、自分達で実際に有機ＥＬ素子を作製しました。電極を繋ぎ、自分が作製した素子が白く輝き出した瞬間、参加した中学生は嬉しそうに歓声を上げていました。
また、先生方や大学院生と一緒に大学内の食堂で昼食を取るなど、一足先に大学生気分を味わいました。普段聞くことのできない大学生活などについて気軽に質問し、賑やかに歓談していました。
最後に、城戸教授より参加者１人ひとりへ修了証書が手渡され、皆で集合写真を撮影し、大賑わいのうちに終了しました。
