工学部だより
北嶋龍雄先生（応用生命システム工学分野）の最終講義を開講しました
2011/2/10
平成２３年２月２日（水）、今年度限りで定年退職される北嶋龍雄先生（応用生命システム工学分野）の最終講義を、「工学から脳の不思議にせまる－システム制御から脳科学の研究へ－」というテーマで開講しました。
北嶋先生は、山形大学での思い出話なども交えつつ、脳の神経細胞の構造やそれに係る研究、シミュレーション結果など、今までの研究内容を振り返りました。現在注目している現象や進めていきたい研究内容などを語る先生の姿からは、まだまだ研究に対する情熱は尽きない様子が伺えました。
最後に、北嶋先生は恩師やお世話になった方々を紹介し、「人との出会いに深く感謝します」と述べ、講義を締めくくりました。講義の最後には花束の贈呈が行われ、出席者は盛大な拍手でもって、３７年の長きにわたり工学部の教育研究にご尽力された北嶋先生に感謝の意を伝えました。
当日は、本学部の学生・教員・技術職員をはじめ大勢の卒業生も集まり、１５０人以上の聴講者で教室が埋めつくされました。皆に慕われる北嶋先生の温和な人柄が伺えました。
その後、百周年記念会館に会場を移し、北嶋先生を囲んでの茶話会が開かれました。
今後開催される最終講義は、下記のとおりです。
