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「ドイツ・ザクセン州視察団」が来訪しました

2011/2/15

 平成23年2月14日(月)、日独両国の共同研究開発の強化・促進を目指すため、本学部に「ドイツ・ザクセン州視察団」が来訪しました。
 昨年10月には、本学の大場好弘工学部長を団長とした視察団が同州ドレスデン地域を訪問しています。今回来訪の視察団は、材料・放射線技術研究所のアンドレアス・レゾン博士を団長に、ドイツの有機エレクトロニクス研究を専門とする、国・大学・企業の研究者ら24名で構成されています。ドイツ・ザクセン州は、産学官を挙げて国際的な有機エレクトロニクス拠点を目指しており、有機エレクトロニクス分野における世界的産業クラスターの形成に取り組み、成果を出しています。
 来訪当日にワークショップを開催し、お互いに意見交換を行いました。視察団からは「インクジェット印刷のためのナノ粒子インク」、「有機エレクトロニクスに向けた真空ロールtoロール成膜技術」など、ザクセン州の有機エレクトロニクス研究内容をご紹介いただきました。また、本学からも研究内容について紹介があったほか、有機EL研究の第一人者である城戸淳二教授の研究室や、4月開所予定の有機エレクトロニクス専門の大学内研究施設「有機エレクトロニクス研究センター」など、世界をリードする山形大学の最先端研究を見学いただきました。
 工学部では、昨年11月に「英国プラスチック・エレクトロニクス視察団」が来訪し、同様の交流を行っています。今後も世界各国と協力し、有機エレクトロニクス研究の相互発展を図っていきます。

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