工学部だより
計９回の「チーム米沢」震災ボランティアを行いました
2011/8/11
平成23年5月21日～7月23日まで毎週土曜日、工学部の学生・教職員、一般の方もあわせた「チーム米沢」で、この度の震災で被害のあった宮城県東松島市及び石巻市で日帰りボランティア活動を行ってきました。天候不良で１回活動できない日がありましたが、計９回、延べ人数で約330人の参加がありました。その中でも学生の参加は延べ218人。9回中8回参加したという学生もおり、意識の高さが伺えました。
参加者たちは毎週朝6時にバスで出発し、現地に向かいました。作業内容は毎回違いましたが、災害ボランティアセンターからの指示に従い、主に乾いた泥の片付けやガレキの撤去、道路の側溝に溜まった泥かきなどを行いました。肉体労働ばかりで骨が折れる作業でしたが、終了後にはご自宅の方から「本当にありがとうございました」と心から感謝の言葉をいただきました。
また、毎回のボランティアは全て学生が全体のリーダー及び活動する班のリーダーとなって行いました。メンバーを取りまとめることに慣れていない学生も多く、最初は戸惑っている様子でしたが、回を重ねるごとにどんどん作業がスムーズになっていき、その面でも学生たちの成長が見られました。
- 山形市のキャンパスからも山形大学と東北芸術工科大学が中心となったキャンペーン、「スマイル・トレード１０％」の一環「スマイルエンジン山形」として同様に日帰りボランティアのバスを発進しています。
