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工学部の学生たちが「除雪ボランティア」

2012/1/31

 豪雪地域の高齢者の冬期の不安を解消するため、本学部の学生たちが例年除雪ボランティアを行っています。
 平成18年の大雪の際、困っている高齢者の現状を目にした学生たちが翌年から自主的にこの除雪ボランティア活動を開始しました。学生は年々増加しており、6年目となる今年は昨年の倍の109人の学生が活動に参加。学生たちの自発的な社会貢献活動が評価され、2年連続で「山形大学・元気プロジェクト(※)」に採択されています。
 1月16日(月)に行われた今年最初の活動では、56人の学生が7班に分かれ、米沢南部地区の高齢者住宅、独居老人住宅、障害者住宅等14軒の除雪作業を行いました。活動グループ代表の安達寛生さん(電気電子工学専攻1年)は、「去年よりも参加人数が多く、その分事前準備などやることが増えました。とりまとめは大変ですが、活動後の市民の方々からの『ありがとう』の一言が凄く嬉しい。これからもこのような活動を続けて頑張っていきたいです」と感想を述べました。
 毎年除雪を依頼している市民の方からは、「今年もありがとう。いつも本当に助かっています」と深い感謝の言葉をいただきました。
 今後は2月の始めまで、毎週月曜日の午後に活動を行っていきます。

(※)「山形大学・元気プロジェクト」

 学生の自主的な活動を活性化し、同時に学生の力で山形を元気にしてもらうことを目的に、30万円を上限として大学から実施経費を支援するものです。今年度は、高齢者宅での除雪ボランティア活動を含め、6件の団体が活動を行っています。
 「地域高齢者宅除雪ボランティア活動」は、昨年度に引き続き2年連続の採択となります。

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