工学部だより
山形大学有機エレクトロニクス研究センター「第1回国際シンポジウム」を開催しました
2012/5/11
本学は、平成24年5月11日(金)、東京・竹橋の「学術総合センター」で、有機エレクトロニクス研究に関する国際シンポジウムを開催しました。
シンポジウムは、400名近い参加者のもとで、(独)科学技術振興機構(JST)中村道治理事長の来賓祝辞の後、ノーベル化学賞受賞者のA.Jヒーガー教授(カルフォルニア大学サンタバーバラ校)が「Future Technologies Enabled by New Materials and Creative New Ideas」と題して基調講演を行いました。引き続き世界トップレベルの有機エレクトロニクス研究者により、最先端の研究状況について報告が行われるとともに、ポスターセッション会場では、企業や全国大学の研究者による、最新の研究成果が発表され、有機エレクトロニクスの基礎から産業化にわたる広い範囲で意見交換を行うとともに活発な議論が展開されました。
今回のように世界トップレベルの研究者が一堂に会するのは初めてのことで、結城学長は、有機エレクトロニクス研究の進展と研究拠点整備に向けて、決意を新たにするところとなりました。