2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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数μm以下へ8分  野: 機能高分子工学専  門: 高分子レオロジー、プラスチック成形加工分 野E-mail : sugimoto@yz.yamagata-u.ac.jp専 門Tel : 0238-26-3057E-mail ・ sugimoto@yz.yamagata-u.ac.jpFax : 0238-26-3411Tel ・ 0238-26-3057HP :http://ckpmac7.yz.yamagata-u.ac.jpFax ・ 0238-26-3411HP ・ http://ckpmac7.yz.yamagata-u.ac.jp内 容内容:  カーボンナノチューブ(CNT)やグラフェン等のナノカーボン材料は優れ カーボンナノチューブ(CNT)やグラフェン等のナノカーボン材料た電子・熱・力学特性を有し、次世代の材料として期待されていますが、は優れた電子・熱・力学特性を有し、次世代の材料として期待されて液体への分散が困難なため化学応用が遅れています。我々は、20年以いますが、液体への分散が困難なため化学応用が遅れています。我々は、上前に、CNT分散液を利用した化学反応に成功しました。その経験を活20年以上前に、CNT分散液を利用した化学反応に成功しました。そかし、様々なナノカーボン分散液の調製法を開発しています。の経験を活かし、様々なナノカーボン分散液の調製法を開発しています。 最近、液中に分散しているグラフェンを直接観察することのできる 最近、液中に分散しているグラフェンを直接観察することのできるトワイトワイライト蛍光顕微鏡を開発しました。現時点で、液中に浮遊してライト蛍光顕微鏡を開発しました。現時点で、液中に浮遊している単層グいる単層グラフェンを見ることができるのは、世界でこの顕微鏡だけラフェンを見ることができるのは、世界でこの顕微鏡だけです。形状だけです。形状だけでなく、層数も特定できます。コントラストを解析すでなく、層数も特定できます。コントラストを解析することで、グラフェンのることで、グラフェンの電子状態や化学反応の変化をリアルタイムで、電子状態や化学反応の変化をリアルタイムで、その場観察できます。さらその場観察できます。さらに、分散状態にある多数のCNTによる共に、分散状態にある多数のCNTによる共同的ダイナミクスも見ています。同的ダイナミクスも見ています。 また、グラフェンを酸化すると、紫外線励起により可視領域で発光する また、グラフェンを酸化すると、紫外線励起により可視領域で発光ようになります。しかし、発光強度が弱く、応用には適していませんでした。するようになります。しかし、発光強度が弱く、応用には適していま最近、我々は、強度を大幅に増強する現象を見つけました。実用的な応せんでした。最近、我々は、強度を大幅に増強する現象を見つけました。用に結び付く、新しい光化学の可能性があります。実用的な応用に結び付く、新しい光化学の可能性があります。アピールポイント:アピールポイント ・積極的に産学連携に取組みます・積極的に産学連携に取組みます ・世界に一つだけ、をめざしています・世界に一つだけ、をめざしています ・論理的挑戦が私の強みです・論理的挑戦が私の強みです分  野: 有機融合材料専  門: 高分子物理、ナノカーボン物理化学 分 野有機融合材料専 門高分子物理、ナノカーボン物理化学E-mail : mass@yz.yamagata-u.ac.jpE-mail ・ mass@yz.yamagata-u.ac.jp Tel : 0238-26-3072Tel ・ 0238-26-3072HP : http://sanolab.yz.yamagata-u.ac.jp/HP ・ http://sanolab.yz.yamagata-u.ac.jp/0.4 nm内 容内容: プラスチックを用いたものづくりは、とかす、流す、固め プラスチックを用いたものづくりは、とかす、流す、固めるとるといった工程からなります。“流す”工程において特にプラいった工程からなります。”流す”工程において特にプラスチッスチックなどの高分子材料は、粘弾性的性質を有するため、クなどの高分子材料は、粘弾性的性質を有するため、良い成良い成形加工性を得るには特に非線形レオロジーを考慮した形加工性を得るには特に非線形レオロジーを考慮した材料設材料設計が必要となります。計が必要となります。 現在、高分子レオロジーを研究のコアとし、発泡成形、フィ 現在、高分子レオロジーを研究のコアとし、発泡成形、フィルルム成形、マテリアルリサイクル、3Dプリンティング、エム成形、マテリアルリサイクル、3Dプリンティング、エレクトロレクトロスピニングなどにおける加工性向上や、ポリオレスピニングなどにおける加工性向上や、ポリオレフィンの高強フィンの高強度化物性改良に関する研究などについて取り組度化物性改良に関する研究などについて取り組んでいます。んでいます。アピールポイント:アピールポイント レオロジーと成形加工性について、学問的な視点だけでなく実用的な観点からも研究を行っており、幾つかの結果は産業 レオロジーと成形加工性について、学問的な視点だけでな界において実用化されています。く実用的な観点からも研究を行っており、幾つかの結果は産業界において実用化されています。機能高分子工学高分子レオロジー、プラスチック成形加工トワイライト蛍光顕微鏡で分散状態を直視液中分散法カーボンナノチューブグラフェン0.1 ~ 100 μm酸化グラフェンフォトルミネッセンスの増強超高圧電線に使用される架橋PE埋め立て→マテリアルリサイクルへフィギュア市場向け成形型の開発微微細細発発泡泡成成形形超超多多層層フフィィルルムム・気泡の微細化・超臨界流体の使用・環境負荷の低減超多層フィルム・金属調光沢・電波透過性・ガスバリア性レレオオロロジジーー制制御御とと成成形形加加工工※中小企業庁戦略的基盤技術高度化支援事業リリササイイククルルフフィィギギュュアア((33DDププリリンンタターー))    orナノカーボン分散液の物理化学と応用キーワード[ カーボンナノチューブ、グラフェン、蛍光顕微鏡 ]高分子材料の流動制御と成形加工性キーワード[ 高分子レオロジー、伸長粘度、成形加工 ]教授 佐野 正人教授 杉本 昌隆

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