2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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O++CO11芳芳香香族族ポポリリエエーーテテルルケケトトンン芳香環どうしの適度な捩れを利用した可溶性耐熱材料の創製金属代替材料溶液キャスト法により得られた耐熱性に優れた透明フィルム透透明明材材料料高機能化*高度博士人材の創出と産学連携を通した社会貢献を果たし 分  野: 有機材料システム ます。専  門: 高分子合成分 野E-mail : thigashihara@yz.yamagata-u.ac.jpTel : 0238-26-3845  専 門Fax : 0238-26-3845   E-mail ・ thigashihara@yz.yamagata-u.ac.jpHP : http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/Tel ・ 0238-26-3845Fax ・ 0238-26-3845HP ・ http://higashihara-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/内 容内容: 優れた耐熱性と機械的特性を有する有機高分子材料として、 優れた耐熱性と機械的特性を有する有機高分子材料として、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)に代表される芳香族PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)に代表される芳香族ポリ(エーポリ(エーテル)ケトンが、近年注目されています。テル)ケトンが、近年注目されています。 当研究室では、精密な分子設計・反応設計に基づく、芳香 当研究室では、精密な分子設計・反応設計に基づく、芳香族ポリ族ポリ(エーテル)ケトンの合成研究および耐熱性透明材料・(エーテル)ケトンの合成研究および耐熱性透明材料・発光特性を発光特性を示す耐熱材料への展開を行っています。示す耐熱材料への展開を行っています。 その中で、1,1’-ビナフチル骨格に代表される、分子の平 その中で、1,1’-ビナフチル骨格に代表される、分子の平面性を面性を適度に崩した「芳香環非共平面構造」を高分子主鎖に適度に崩した「芳香環非共平面構造」を高分子主鎖に導入すること導入することにより、優れた耐熱性と有機溶媒への溶剤可溶により、優れた耐熱性と有機溶媒への溶剤可溶性を併せ持つ高性性を併せ持つ高性能材料の開発を行っております。また分子能材料の開発を行っております。また分子設計を工夫することによ設計を工夫することにより、耐熱透明材料や耐熱蛍光材料へり、耐熱透明材料や耐熱蛍光材料への展開も行っております。の展開も行っております。アピールポイント:アピールポイント 様々な有機合成技術を活かして、「合成したいもの」を望みどおりに合成できます。 様々な有機合成技術を活かして、「合成したいもの」を望 企業との共同研究を積極的に行い、実用化を進めます。みどおりに合成できます。 企業との共同研究を積極的に行い、実用化を進めます。分  野: 高分子合成化学分野専  門: 高分子合成化学・有機金属化学 分 野E-mail : maeyama@yz.yamagata-u.ac.jp専 門Tel : 0238-26-3186   E-mail ・ maeyama@yz.yamagata-u.ac.jp     Tel ・ 0238-26-3186HP :http://maeyama-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/ HP ・ http://maeyama-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/耐熱性・耐薬品性・低環境負荷型高分子精密な分子設計・反応設計内内容容::内 容 これまで、縮合系高分子材料研究として、縮合的連鎖重合法に これまで、縮合系高分子材料研究として、縮合的連鎖重合基づくブロック共重合体の精密合成や自己組織化を利用した有機法に基づくブロック共重合体の精密合成や自己組織化を利用エレクトロニクス材料の開発を行ってきました。最近では、保護基をした有機エレクトロニクス材料の開発を行ってきました。最必要としない簡便な縮合的連鎖重合系の開発、遷移金属・ハロゲ近では、保護基を必要としない簡便な縮合的連鎖重合系の開ンフリーな環境低負荷型重合系の開発、伸縮性半導体高分子材発、遷移金属・ハロゲンフリーな環境低負荷型重合系の開発、料に関する研究等を推進しており、特に、IoT・AI分野、医療・診断伸縮性半導体高分子材料に関する研究等を推進しており、特分野に応用可能な環境・エネルギー材料としてフレキシブル/伸縮に、IoT・AI分野、医療・診断分野に応用可能な環境・エネ性有機エレクトロニクス材料開発に注力しています。ルギー材料としてフレキシブル/伸縮性有機エレクトロニク ごく最近、高分子鎖1本に「高効率な電荷移動」と「応力集中の緩ス材料開発に注力しています。和」の機能を併せ持ち、かつ安定な自己組織化構造を与える新規 ごく最近、高分子鎖1本に「高効率な電荷移動」と「応力ABA型半導体ブロック共重合体エラストマー材料の創出に成功し集中の緩和」の機能を併せ持ち、かつ安定な自己組織化構造ました。を与える新規ABA型半導体ブロック共重合体エラストマー材料の創出に成功しました。アアピピーールルポポイインントト::*原著論文200報(h指数:39, WoS)を達成しました。アピールポイント*3つのC(Clean/Controlled/Comfort)を満足するQOL-Materialsを*原著論文200報(h指数:39,WoS)を達成しました。創出します。*3つのC(Clean/Controlled/Comfort)を満足するQOL- *高度博士人材の創出と産学連携を通した社会貢献を果たします。  Materialsを創出します。有機材料システム高分子合成高分子合成化学分野高分子合成化学・有機金属化学環境低負荷な有機エレクトロニクス用高分子材料の開発キーワード[ 精密重合、π共役系高分子、ブロック共重合体 ]熱に強い有機材料(芳香族ポリケトン)の開発キーワード[ 芳香族ポリケトン、耐熱材料、溶剤可溶性ポリマー ]教授 東原 知哉教授 前山 勝也

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