2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
15/108

水水13臼による粉砕のモデル全原子モデルの例セルロース内 容 深刻化する環境・エネルギー問題を受けて、太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及拡大が望まれています。資源制約が少なく、低エネルギーで製造可能な有機太陽電池は、安価なだけでなく、軽量・フレキシブル・カラフル・シースルーなどの特徴から、設置場所や用途を選ばず、さらに将来的な大量供給に制約がないことも魅力です。 我々は、水溶液からの化合物半導体薄膜の電解析出(電解めっき)において、機能性色素分子等を共存させることで、様々なナノ構造を持った無機/有機ハイブリッド薄膜が自己組織的に形成される現象を発見し、これを用いたエネルギー変換や貯蔵技術に関する研究開発を推進しています。 実験に用いる電解装置の開発に始まり、様々な新材料の探索と構造機能評価、それらが形成するメカニズムの解明、そして実用化に向けた産学連携開発研究など、テーマは多岐に渡ります。 太陽光発電や光触媒反応による創エネ技術以外にも、必然的にその生産が揺らぐ自然エネルギーを変換貯蔵する技術開発を目指しています。さらにはエレクトロクロミック保持型ディスプレイ、電気化学センサなどへの展開もテーマです。電気化学プロセスとデバイス応用全般に関する技術相談や共同研究に応じます。分 野専 門E-mail ・ yoshidat@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3587Fax ・ 0238-26-3587HP ・ http://yoshidalab.yz.yamagata-u.ac.jp/index.html内 容内容:ここでのモデルとは、ものごとを正確に理解するための仕組み・概 ここでのモデルとは、ものごとを正確に理解するための仕念・物などのことを言います。モデリングとはモデルを作ることです。組み・概念・物などのことを言います。モデリングとはモデルを作ることです。私はモデリングにより高分子材料を理解私はモデリングにより高分子材料を理解するための研究を進めてするための研究を進めています。高分子材料を理解するためいます。高分子材料を理解するためにモデルを作ります。モデルをにモデルを作ります。モデルを使って計算機シミュレーショ使って計算機シミュレーションを行います。ンを行います。 分子を原子の集まりとして考えるということもモデリングの1つで、 分子を原子の集まりとして考えるということもモデリングその結果として分子シミュレーションのための全原子モデルが得らの1つで、その結果として分子シミュレーションのための全れます。左上図に全原子モデルによる分子シミュレーションのス原子モデルが得られます。左上図に全原子モデルによる分子ナップショットを記します。セルロースに水が接する様子を計算したシミュレーションのスナップショットを記します。セルロー結果です。スに水が接する様子を計算した結果です。 もう一つの例として、臼による粉砕のモデルを左下図に記します。 もう一つの例として、臼による粉砕のモデルを左下図に記我々は臼による澱粉やセルロースの構造制御に関する研究もしてします。我々は臼による澱粉やセルロースの構造制御に関すいます。る研究もしています。アピールポイント:アピールポイント -分野にこだわらず興味を持ちます。  -新しい発見や自分で考えたことに重きを置きます。―分野にこだわらず興味を持ちます。  -斬新な発想をします。―新しい発見や自分で考えたことに重きを置きます。―斬新な発想をします。分  野: 高分子・有機材料工学専  門: 統計物理学、成形加工分 野E-mail : koda@yz.yamagata-u.ac.jp専 門Tel : 0238-26-3066E-mail ・ koda@yz.yamagata-u.ac.jpFax : 0238-26-3066Tel ・ 0238-26-3066Fax ・ 0238-26-3066HP ・ http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/196_ja.html               HP : http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/196_ja.html高分子・有機材料工学電気化学、太陽電池、再生可能エネルギー高分子・有機材料工学統計物理学、成形加工ハイブリッド薄膜電解メッキと再生可能エネルギーキーワード[ 電気化学析出、エネルギー変換、再生可能エネルギー ]高分子材料をモデリングするキーワード[ 液晶、高分子、分子シミュレーション ]准教授 香田 智則教授 吉田 司

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る