2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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16分分子子設設計計ツツーールル: 山山形形ケケミミカカルルキキャャンンババスス非晶質膜内の分子配向分析・制御と有機ELデバイス応用非晶質有機膜の屈折率制御と光デバイス創製分光エリプソメータと成膜装置を組み合わせた光学特性分析装置例非晶質有機膜を用いた光導電性多層膜ミラーの設計・開発屈折率制御による有機デバイスの特性向上と応用指針の提案分子の水平配向性による有機ELの特性向上内 容内容: 有機ELなどに使われる有機材料は、複数の原子が結合した分子 有機ELなどに使われる有機材料は、複数の原子が結合しの集まりです。化学者は新しい分子を設計することで新しい材料をた分子の集まりです。化学者は新しい分子を設計することで生み出しますが、絵に描いた分子の構造からその性質を知ること新しい材料を生み出しますが、絵に描いた分子の構造からそは容易ではありません。当研究室は、分子の構造と性質の関係性の性質を知ることは容易ではありません。当研究室は、分子を学習した人工知能(AI)と分子描画ツールを統合することにより、の構造と性質の関係性を学習した人工知能(AI)と分子描画ユーザーが分子の絵を描くと同時にAIがその性質を予測・表示すツールを統合することにより、ユーザーが分子の絵を描くとる分子設計ツール「山形ケミカルキャンバス」(英語名: Yamagata 同時にAIがその性質を予測・表示する分子設計ツール「山Chemical Canvas)を開発しました。これにより、ヒトとAIの共同作業形ケミカルキャンバス」(英語名: Yamagata Chemical が可能となり、経験の浅い研究者や学生でも、効率的に新しい分Canvas)を開発しました。これにより、ヒトとAIの共同作子を設計したり、分子の性質について学ぶことが出来ます。本ツー業が可能となり、経験の浅い研究者や学生でも、効率的に新ルの試用版は無償で公開され、世界中の誰でもインターネットブラしい分子を設計したり、分子の性質について学ぶことが出来ウザから簡単に利用することが出来ます。https://matsui-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/softwares.htmlます。本ツールの試用版は無償で公開され、世界中の誰でもインターネットブラウザから簡単に利用することが出来ます。https://matsui-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/softwares.html有機半導体、マテリアルズインフォマティクス応用物理内 容内容: 非晶質有機薄膜は、その優れた均一性・透明性・表面平滑性な 非晶質有機薄膜は、その優れた均一性・透明性・表面平滑どの利点から、有機ELに代表される有機光デバイスに広く用いら性などの利点から、有機ELに代表される有機光デバイスにれています。しかしながら、非晶質材料に特有の構造の複雑さ故広く用いられています。しかしながら、非晶質材料に特有のに、その膜中の分子の高次構造やその形成機構は未だ十分には構造の複雑さ故に、その膜中の分子の高次構造やその形成機明らかとなっていません。非晶質有機材料を用いた今後のさらなる構は未だ十分には明らかとなっていません。非晶質有機材料デバイス応用の発展のためには、その詳細を明らかとし、膜構造とを用いた今後のさらなるデバイス応用の発展のためには、そ物性を制御する技術を確立していくことが必要となります。の詳細を明らかとし、膜構造と物性を制御する技術を確立し 我々は、各種光学実験・解析(図左上)や量子化学計算などにていくことが必要となります。 我々は、各種光学実験・解析(図左上)や量子化学計算なよって非晶質有機薄膜中の分子の高次構造分析を行っており、非どによって非晶質有機薄膜中の分子の高次構造分析を行って晶質有機薄膜に特徴的な分子配向性を制御することで有機ELデおり、非晶質有機薄膜に特徴的な分子配向性を制御することバイスの特性を向上できることを実証してきました(図右上)。また、で有機ELデバイスの特性を向上できることを実証してきま非晶質有機材料の屈折率制御にも取り組み(図下)、現在その制した(図右上)。また、非晶質有機材料の屈折率制御にも取御幅の拡張とデバイス特性の向上を目指した研究も進めています。り組み(図下)、現在その制御幅の拡張とデバイス特性の向上を目指した研究も進めています。アピールポイント: 当研究室で開発された分析手法や、分光エリプソメトリーによるアピールポイント解析のノウハウなど、非晶質有機薄膜の構造分析に関する多くの独自技術と知見を保有しています。 当研究室で開発された分析手法や、分光エリプソメトリーによる解析のノウハウなど、非晶質有機薄膜の構造分析に関する多くの独自技術と知見を保有しています。分  野: 有機デバイス工学専  門: 有機光物理分 野E-mail : d_yokoyama@yz.Yamagata-u.ac.jp専 門Tel&Fax : 0238-26-3890   E-mail ・ d_yokoyama@yz.Yamagata-u.ac.jpHP : http://dyoko.yz.yamagata-u.ac.jpTel & Fax ・ 0238-26-3890HP ・ http://dyoko.yz.yamagata-u.ac.jp有機デバイス工学有機光物理アピールポイント: 元々は実験屋で、今でも研究室の活動の7割は実験です。実験屋だからこそ出来る計算があると信じて研究しています。アピールポイント 元々は実験屋で、今でも研究室の活動の7割は実験です。実験屋だからこそ出来る計算があると信じて研究しています。分  野: 有機半導体、マテリアルズインフォマティクス専  門: 応用物理分 野E-mail : h-matsui@yz.yamagata-u.ac.jp専 門Tel : 0238-26-3594E-mail ・ h-matsui@yz.yamagata-u.ac.jpFax : 0238-26-3788Tel ・ 0238-26-3594Fax ・ 0238-26-3788HP ・ http://matsui-lab.yz.yamagata-u.ac.jpHP : http://matsui-lab.yz.yamagata-u.ac.jp実験・理論・データ科学の融合による光・電子機能性有機材料の開発准教授 松井 弘之キーワード[ 有機半導体、マテリアルズインフォマティクス ]非晶質有機膜の構造分析・制御と光電子デバイス応用キーワード[ 有機デバイス、非晶質有機膜、配向分析、有機EL ]准教授 横山 大輔

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