2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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17剥離グラフェンの厚さ制御剥離グラフェン分散液近年、生分解性樹脂・バイオポリマーが注目されていますが、こアピールポイントのような脆性的な材料を強化・高機能化することで幅広い用途に適用可能な新規材料の創製に取り組みたいと考えています。 近年、生分解性樹脂・バイオポリマーが注目されていますが、このような脆性的な材料を強化・高機能化することで幅広い用途に適用可能な新規材料の創製に取り組みたいと考えています。分野:有機材料システム専門:高分子成形加工、高分子物性写真の貼り付け願います高せん断スクリューポリマーアロイによる機能性高分子材料の開発混練・界面制御によるナノアロイ化我々で開発しているグラフェン剥離法超音波剥離共重合体のその場形成(リアクティブブレンド)による相容化促進油展SEBSを選択的に界面へ配置し、高効率な衝撃吸収機能を発現剥離グラフェンの構造制御耐衝撃性PA6アロイ電気化学Anode グラファイト電極リサイクルPC/PET透明ブレンド反応性ブレンドPA6アロイの内部構造(TEM)インターカレートグラファイト内 容内容:高分子材料の成形加工技術は、分子配向、結晶、相分離構造、 高分子材料の成形加工技術は、分子配向、結晶、相分離構造、界面相互作用などの様々なスケールにおける形態を制御すること界面相互作用などの様々なスケールにおける形態を制御するが可能です。また、ポリマーアロイ、射出成形、フィルム化(薄膜ことが可能です。また、ポリマーアロイ、射出成形、フィル化)および繊維化することによって、高強度、耐衝撃性、透明性、耐ム化(薄膜化)および繊維化することによって、高強度、耐薬品性といった成分分子には無い新たな機能の付与や強化を行う衝撃性、透明性、耐薬品性といった成分分子には無い新たなことが出来ます。特に、ポリマーアロイでは、スクリュー形状の設計機能の付与や強化を行うことが出来ます。特に、ポリマーアや混練条件の最適化による溶融混練時のせん断・伸長流動の制ロイでは、スクリュー形状の設計や混練条件の最適化による御や、反応性触媒を用いた分子結合手法の適用による界面物性溶融混練時のせん断・伸長流動の制御や、反応性触媒を用いの制御によって、新規機能の発現が可能です。た分子結合手法の適用による界面物性の制御によって、新規我々は、成形加工による新規材料の作製のほか、透過型電子顕機能の発現が可能です。微鏡などを用いたナノ・マイクロスケールの形態観察によって物性 我々は、成形加工による新規材料の作製のほか、透過型電発現メカニズムの解明に取り組んでいます。子顕微鏡などを用いたナノ・マイクロスケールの形態観察にアピールポイント:よって物性発現メカニズムの解明に取り組んでいます。分 野専 門E-mail:akira.Ishigami@yz.yamagata-u.ac.jpTel :0238-26-3430E-mail ・ akira.Ishigami@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3430HP :https://pep.yz.yamagata-u.ac.jp/HP ・ https://pep.yz.yamagata-u.ac.jp/内 容内容: 原子1個程度の厚さからなるグラフェンは導電材料や高分 原子1個程度の厚さからなるグラフェンは導電材料や高分子樹脂子樹脂の導電フィラーとして注目されている。グラフェンは、の導電フィラーとして注目されている。グラフェンは、グラファイトのグラファイトの剥離から作製することが可能であるが、多量剥離から作製することが可能であるが、多量合成のためには環境合成のためには環境負荷の大きい薬品を利用した酸化法が利負荷の大きい薬品を利用した酸化法が利用され課題の1つとされ用され課題の1つとされる。私は、環境負荷が低く、安全なる。私は、環境負荷が低く、安全な試薬を利用した剥離法としてグ試薬を利用した剥離法としてグラファイトを電極として塩水ラファイトを電極として塩水中で電圧を印加するだけでグラフェンを中で電圧を印加するだけでグラフェンを剥離する塩電解質電剥離する塩電解質電気化学的グラフェン剥離法を開発した。環境気化学的グラフェン剥離法を開発した。環境負荷がほとんど負荷がほとんどなく作製されたグラフェンの官能基量も少ない剥離なく作製されたグラフェンの官能基量も少ない剥離法である。法である。また塩の種類・濃度又は電圧などの制御により剥離グラフェンの構造・厚さ制御も可能であり、多様な剥離グラフェンの作製また塩の種類・濃度又は電圧などの制御により剥離グラフェが可能である。ンの構造・厚さ制御も可能であり、多様な剥離グラフェンのアピールポイント:作製が可能である。 環境負荷が低く・安全な試薬を利用したグラフェンの作製及びその化学的・物理的特性評価が可能です。主にグラファイトからのグアピールポイントラフェンの液相合成とグラフェンの表面修飾による機能化で協力で 環境負荷が低く・安全な試薬を利用したグラフェンの作製きます。及びその化学的・物理的特性評価が可能です。主にグラファイトからのグラフェンの液相合成とグラフェンの表面修飾に分  野: 有機材料システム専攻よる機能化で協力できます。専  門: ナノカーボン科学分 野E-mail : haruya@yz.yamagata-u.ac.jpTel : 0238-26-3074  専 門E-mail ・ haruya@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3074HP : http://polyweb.yz.yamagata-u.ac.jp/~nano/index.htmlHP ・ http://polyweb.yz.yamagata-u.ac.jp/~nano/index.html有機材料システム高分子成形加工、高分子物性有機材料システム専攻ナノカーボン科学グラフェン層間をイオン種等で広げるため、非破壊的な剥離に近い塩電解質を使用するため、環境負荷が少ない。高分子成形加工による構造制御と高機能化キーワード[ポリマーアロイ,高次構造制御,透過型電子顕微鏡]助教 石神 明助教石神明高分子成形加工による構造制御と高機能化キーワード[ ポリマーアロイ、高次構造制御、透過型電子顕微鏡 ]液相プロセスによるグラフェンの作製と機能化キーワード[ グラフェン、透明電極、酸化グラフェン ]助教 沖本 治哉

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