2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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図解図1:電気化学計測法を応用した受精卵品質診断技術図2:光干渉断層撮影法を応用した生殖細胞品質診断技術不妊治療・再生医療・薬剤スクリーニング食品鮮度評価などへの応用先端計測法を応用した受精卵・細胞診断技術の開発と医療応用!!受精卵呼吸測定装置ヒト受精卵ミトコンドリアOCTシステム3次元断層画像受精卵の呼吸測定受精卵品質評価細胞機能診断写真の貼り付け願います図解: 大気圧プラズマを用いたナノ・マイクロ構造の形成 1) 熱プラズマによって得られる表面構造 2) 低温プラズマによって得られる表面構造 3) 表面微細構造が示す性質の一例超親水性超撥水性内 容内容:・大気圧プラズマは通常の減圧下のプラズマと比べて高価な・ 大気圧プラズマは通常の減圧下のプラズマと比べて高価な真空 真空装置を必要としない、プロセスの操作が容易である等 装置を必要としない、プロセスの操作が容易である等の利点を持の利点を持ちます。 ちます。・本研究ではマイクロ熱プラズマ及びマイクロ低温プラズマ・ 本研究ではマイクロ熱プラズマ及びマイクロ低温プラズマを用い てガラスや金属基板上に様々なナノ構造、マイクロ構造の形成をを用いてガラスや金属基板上に様々なナノ構造、マイクロ 行っています。構造の形成を行っています。・ 微細構造を形成する生成物は金属酸化物と有機物です。・ 熱プラズマではガラスや金属表面上に堆積可能で、低温プラズ マでは熱に弱いプラスチック等にも堆積可能です。ラズマでは熱に弱いプラスチック等にも堆積可能です。・ ナノ構造、マイクロ構造による機能性の付与が期待できます。・微細構造を形成する生成物は金属酸化物と有機物です。・熱プラズマではガラスや金属表面上に堆積可能で、低温プ・ナノ構造、マイクロ構造による機能性の付与が期待できます。アピールポイント 研究内容が企業の求めるものと一致あるいは関連する場合には積極的に産学連携に取り組みます。必要に応じて装置を研究室内で製作できるところが強みです。分 野専 門E-mail ・ aita@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3145Fax ・ 0238-26-3145内 容内容:マイクロ電極をセンサープローブとする電気化学計測法は、生体 マイクロ電極をセンサープローブとする電気化学計測法は、反応を高感度で計測できる技術です。私たちは、この技術を応用し生体反応を高感度で計測できる技術です。私たちは、この技術を応用した「受精卵呼吸測定装置」を開発しました(図1)。た「受精卵呼吸測定装置」を開発しました(図1)。この装置は、受この装置は、受精卵や細胞の呼吸(酸素消費量)を非侵襲的精卵や細胞の呼吸(酸素消費量)を非侵襲的に測定し、受精卵やに測定し、受精卵や細胞の品質を評価することができます。細胞の品質を評価することができます。この装置は、不妊治療にこの装置は、不妊治療において受精卵の品質診断に応用されおいて受精卵の品質診断に応用されています。また、光干渉断層ています。また、光干渉断層撮影法(OCT)を応用した卵巣撮影法(OCT)を応用した卵巣機能診断技術の開発を行っていま機能診断技術の開発を行っています(図2)。この技術は、す(図2)。この技術は、人体に無害である近赤外光を用いることで人体に無害である近赤外光を用いることで超音波(エコー)超音波(エコー)よりも高感度の画像取得ができます。これまでのよりも高感度の画像取得ができます。これまでの研究により、研究により、卵巣内に存在する卵子を生きた状態で観察し、卵巣卵巣内に存在する卵子を生きた状態で観察し、卵巣機能や卵機能や卵子の生物活性を評価することに成功しています。子の生物活性を評価することに成功しています。アピールポイント:アピールポイント先端計測技術と生命科学の異分野融合研究や医工連携プロジェ 先端計測技術と生命科学の異分野融合研究や医工連携プロクトを積極的に進めています。ジェクトを積極的に進めています。分野:バイオ化学工学専門:生殖生物学・生殖医工学分 野バイオ化学工学E-mail:abeh@yz.yamagata-u.ac.jp専 門生殖生物学・生殖医工学Tel :0238-26-33610238-26-3180 E-mail ・ abeh@yz.yamagata-u.ac.jpFax:0238-26-3177Tel ・ 0238-26-3361 / 0238-26-3180Fax ・ 0238-26-3177HP :http://abe-labo.yz.yamagata-u.ac.jp/HP ・ http://abe-labo.yz.yamagata-u.ac.jp/E-mail :aita@yz.yamagata-u.ac.jp Tel : 0238-26-3145   Fax : 0238-26-3145                アピールポイント: 研究内容が企業の求めるものと一致あるいは関連する場合には積極的に産学連携に取り組みます。必要に応じて装置を研究室内で製作できるところが強みです。  分  野: 化学工学専  門: 反応工学化学工学反応工学21大気圧プラズマを用いたナノ・マイクロ構造の作製キーワード[ 大気圧プラズマ、ナノ構造・マイクロ構造 ]電気化学と光計測を応用した細胞診断技術の開発と医療応用電気化学と光計測を応用した細胞診断技術の開発と医療応用教授 阿部 宏之キーワード[電気化学計測,細胞呼吸,光干渉断層撮影法,細胞診断]教授阿部宏之キーワード[ 電気化学計測、細胞呼吸、光干渉断層撮影法、細胞診断 ]教授 會田 忠弘

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