2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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E-mail : h9rbvq3x@yz.yamagata-u.ac.jpFax : 050-3737-8260  HP : http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/図解高感度の増幅器やマニピュレータを取り付けた顕微鏡を使用します。顕微鏡下で化学感覚細胞にガラス電極を取り付けて直接、細胞膜の電位や電流を計測します。内容: リチウム電池から電気を取り出すのに、電池内部にアルミニウムの電線をつながなくてはなりません。アルミニウムは電気をよく通します。しかしその表面は電気をほとんど流さない酸化物の膜でおおわれています。膜の厚みはとても薄く、ウイルスより小さなナノの世界。そしてその膜に触れている材料で、電気を流したり、流さなかったり。もし、電池の中で電気の流れがとまったら、電池が動かなくなります。 大切なエネルギーを無駄にはできません。電気を取り出す電池ではよりスムースに流し、電気をためるコンデンサでは漏れないように、金属酸化物の界面で何が起きているのかよく調べ、その電気の流し方を工夫しようというわけです。アピールポイント: アルミニウムが実用的に使われてはや150年。でも忘れてほしくないことがあります。優れた工業製品が世に出る前に、長きにわたる失敗の歴史があると言うことを。分  野: 物質化学工学専  門: 電気化学写真の貼り付け願います内 容 リチウム電池から電気を取り出すのに、電池内部にアルミニウムの電線をつながなくてはなりません。アルミニウムは電気をよく通します。しかしその表面は電気をほとんど流さない酸化物の膜でおおわれています。膜の厚みはとても薄く、ウイルスより小さなナノの世界。そしてその膜に触れている材料で、電気を流したり、流さなかったり。もし、電池の中で電気の流れがとまったら、電池が動かなくなります。 大切なエネルギーを無駄にはできません。電気を取り出す電池ではよりスムースに流し、電気をためるコンデンサでは漏れないように、金属酸化物の界面で何が起きているのかよく調べ、その電気の流し方を工夫しようというわけです。アピールポイント アルミニウムが実用的に使われてはや150年。でも忘れてほしくないことがあります。優れた工業製品が世に出る前に、長きにわたる失敗の歴史があると言うことを。分 野専 門E-mail ・ h9rbvq3x@yz.yamagata-u.ac.jpFax ・ 050-3737-8260HP ・ http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/物質化学工学電気化学内容:内 容 味覚や嗅覚では化学物質が感覚を引き起こす刺激となるので、 味覚や嗅覚では化学物質が感覚を引き起こす刺激となるのまとめて化学感覚ともいわれます。舌の上の味細胞や鼻腔にあるで、まとめて化学感覚ともいわれます。舌の上の味細胞や鼻嗅細胞は、化学感覚においてセンサーの役割を果たす感覚細胞で腔にある嗅細胞は、化学感覚においてセンサーの役割を果たあり、食べ物や環境での化学情報を、細胞膜での電気的な興奮へす感覚細胞であり、食べ物や環境での化学情報を、細胞膜でと変換しています。これらの情報変換のメカニズムや、感覚細胞がの電気的な興奮へと変換しています。これらの情報変換のメどのように刺激に応答するのかを明らかにすることは、生物学的なカニズムや、感覚細胞がどのように刺激に応答するのかを明興味からはもちろん、応用面からもとても大事です。例えば、これららかにすることは、生物学的な興味からはもちろん、応用面化学感覚細胞のセンサーとしての仕組みがすっかりわかれば、そからもとても大事です。例えば、これら化学感覚細胞のセンのセンサーをだましたりするもの(味覚や嗅覚の修飾剤など)をみサーとしての仕組みがすっかりわかれば、そのセンサーをだつけることにもつながりますし、工学的なセンサーで細胞のセンましたりするもの(味覚や嗅覚の修飾剤など)をみつけるこサー機能の真似ができるようになるかもしれません。とにもつながりますし、工学的なセンサーで細胞のセンサー 実際の研究では、脊椎動物の化学感覚細胞から電気的現象をリ機能の真似ができるようになるかもしれません。 実際の研究では、脊椎動物の化学感覚細胞から電気的現象アルタイムに記録し解析することで、その化学センサーとしての機をリアルタイムに記録し解析することで、その化学センサー能や特性の秘密を明らかにすべく実験をおこなっております。としての機能や特性の秘密を明らかにすべく実験をおこなっております。分  野: バイオ化学工学専  門: 感覚生理学分 野バイオ化学工学E-mail : tsune@yz.yamagata-u.ac.jp専 門感覚生理学Tel : 0238-26-3362 E-mail ・ tsune@yz.yamagata-u.ac.jpFax : 0238-26-3362Tel ・ 0238-26-3362 Fax ・ 0238-26-336231金属酸化物の界面現象と導電機構キーワード[ 電池、キャパシタ、コンデンサ、電気化学 ]化学感覚細胞のセンサー機能研究キーワード[ 味覚、嗅覚、情報変換、電気生理 ]准教授 立花 和宏准教授 恒成 隆

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