2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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→フッ化物の検出が可能<火炎噴霧熱分解法による粒子サイズの調整>Pd粒子は火炎中での、Pd同士の衝突により成長(サイズ増加)します。Pd同士の衝突頻度をPd/Ti比と燃焼条件により調整することで、以下に示すようにPdサイズを数数nnmm~~単単原原子子ササイイズズにコントロール可能です。Pdナノ粒子(Pd原子数数百百個個)(Pd原子数数十十個個)高屈折率ポリマーフィルムBiターンオン型の蛍光性ポリマーPdクラスター単原子Pd(Pd原子11個個)BiBiBiBiフッ素アニオンを加えると発光内 容内容:火火炎炎噴噴霧霧熱熱分分解解法法:前駆体となる有機金属を溶液に溶かし、反応火炎噴霧熱分解法:前駆体となる有機金属を溶液に溶かし、器で燃焼させるだけで様々なナノ粒子が簡簡単単にに合合成成できます。「前反応器で燃焼させるだけで様々なナノ粒子が簡単に合成でき駆体の組成」や「燃焼条件」を調節することにより、以下のような粒ます。「前駆体の組成」や「燃焼条件」を調節することにより、子を合成可能です。以下のような粒子を合成可能です。①① 太陽光のエネルギーを使い有害物質の分解や、 水を水素と酸素に分解する光光触触媒媒 ①太陽光のエネルギーを使い有害物質の分解や、②② 二酸化炭素やメタンを有用な物質に変換する触触媒媒  水を水素と酸素に分解する光触媒以上の分野以外にも、様々な応用への展開を検討中です。 ②二酸化炭素やメタンを有用な物質に変換する触媒以上の分野以外にも、様々な応用への展開を検討中です。アピールポイント:組組成成:複合酸化物、貴金属担持酸化物、コンポジット等アピールポイントササイイズズ:数nm ~ 100 nm (担持金属は1nm 以下も可能)組成:複合酸化物、貴金属担持酸化物、コンポジット等生生産産速速度度:研究室スケールで約 1 g/h (実機で数kg/h)サイズ:数nm〜100nm(担持金属は1nm以下も可能)同同様様のの反反応応器器をを使使用用ししてていいるる企企業業があり、研究室で優れた材料が生産速度:研究室スケールで約1g/h(実機で数kg/h)開発できればすぐ実用化可能です。同様の反応器を使用している企業があり、研究室で優れた材料が開発できればすぐ実用化可能です。分 野:反応・プロセス工学専 門:燃焼合成・無機ナノ材料反応・プロセス工学燃焼合成・無機ナノ材料分 野E-mail : k_fujiwara@yz.yamagata-u.ac.jpTel : 0238-26-3102   専 門   E-mail ・ k_fujiwara@yz.yamagata-u.ac.jp             Tel ・ 0238-26-3102HP : http://fujiwaralab@yz.yamagata-u.ac.jpHP ・ http://fujiwaralab.yz.yamagata-u.ac.jp/fujiwaralab/内 容内容: 我々は、新規ビスマス含有機能性ポリマーの開発を目的として、 我々は、新規ビスマス含有機能性ポリマーの開発を目的として、安定なビスマスモノマーを新規に設計し、これを重合することでビスマス含有ポリマーの開発に取り組んでおります。例えば、ラジカル重合可能で安定なビニル系モノマーを合成し、これを熱や光で重合することで、高屈折率な透明フィルムの合成に成功しています。 また、ビスマスを主鎖に含有する新規π共役高分子の合成についても取り組んでいます。合成したポリマーそのものは全く蛍光性を示しませんでしたが、フッ化物イオンを添加することで発光が観測されました。このような、ターンオン型の蛍光性はフッ化物イオンを検出するためのセンサーとして期待できます。物質化学工学高分子合成、有機電解合成重合モノマー安定なビスマスモノマーを新規に設計し、これを重合することでビスマス含有ポリマーの開発に取り組んでおります。例えば、ラジカル重合可能で安定なビニル系モノマーを合成し、これを熱や光で重合することで、高屈折率な透明フィルムの合成に成功しています。 また、ビスマスを主鎖に含有する新規π共役高分子の合成についても取り組んでいます。合成したポリマーそのものは全く蛍光性を示しませんでしたが、フッ化物イオンを添加することで発光が観測されました。このような、ターンオン型の蛍光性はフッ化物イオンを検出するためのセンサーとして期待できます。アピールポイント:アピールポイント 有機金属化学や有機電気化学に基づいた新規高分子合成を行なっております。これらを活かし、積極的に産学連携に取組んでお 有機金属化学や有機電気化学に基づいた新規高分子合成をります。行なっております。これらを活かし、積極的に産学連携に取組んでおります。分  野: 物質化学工学専  門: 高分子合成、有機電解合成 分 野E-mail : y.matsumura@yz.yamagata-u.ac.jp専 門Tel : 0238-26-3092   Fax : 0238-26-3092   E-mail ・ y.matsumura@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3092            Fax ・ 0238-26-3092HP : http://ochiai.yz.yamagata-u.ac.jpHP ・ http://ochiai.yz.yamagata-u.ac.jp得られたフィルム屈折率(nD)= 1.7038気相合成: 燃焼合成法による新規材料・デバイスの開発キーワード[ エネルギー利用、ガスセンサー、環境浄化、触媒 ]最重安定元素ビスマスを含有した機能性高分子の創成 キーワード[ ビスマス、高屈折率ポリマー、π共役ポリマー ]助教 藤原 翔助教 松村 吉将

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