2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
48/108

210前前処処理理生生体体計計測測1.50.5380430480530580630680閉眼異種メディアでの色の見えには個人差が存在し,全員が同じ色として知覚するとは限らない.傾眠状態開眼分  野: 情報科学分野:情報科学専  門: 生体信号処理、医用画像処理、専門:生体信号処理、医用画像処理、分 野情報科学       データ統計解析  データ統計解析生体信号処理、医用画像処理、専 門E-mail:fukami@yz.yamagata-u.ac.jpE-mail : fukami@yz.yamagata-u.ac.jpデータ統計解析Tel :0238-26-3370Tel : 0238-26-3370   E-mail ・ fukami@yz.yamagata-u.ac.jpHP :http://eieweb.yz.yamagata-u.ac.jp/~fukamiHP : http://eieweb.yz.yamagata-u.ac.jp/~fukamiTel ・ 0238-26-3370HP ・ http://eieweb.yz.yamagata-u.ac.jp/~fukami内 容内容:内容: 我々の研究室では、脳波等の生体信号を計測し(図1左)、我々の研究室では、脳波等の生体信号を計測し(図1左)、得ら 我々の研究室では、脳波等の生体信号を計測し(図1左)、得ら得られたデータをコンピュータにより処理・解析(図1右)れたデータをコンピュータにより処理・解析(図1右)を行っています。れたデータをコンピュータにより処理・解析(図1右)を行っています。を行っています。特に下記の2点について重点的に取り組ん特に下記の2点について重点的に取り組んでいます。特に下記の2点について重点的に取り組んでいます。でいます。①人間の認知や判断に関連する生体信号の取得方法や処理・解①人間の認知や判断に関連する生体信号の取得方法や処理・解①人間の認知や判断に関連する生体信号の取得方法や処理・析アルゴリズムの開発(例:複数の対象物体の中から、注意を向け析アルゴリズムの開発(例:複数の対象物体の中から、注意を向け解析アルゴリズムの開発(例:複数の対象物体の中から、注たもしくは認知した一つを推定)たもしくは認知した一つを推定)意を向けたもしくは認知した一つを推定)②人間の状態や主観的な評価に頼りがちである見た目、肌触り、②人間の状態や主観的な評価に頼りがちである見た目、肌触②人間の状態や主観的な評価に頼りがちである見た目、肌触り、り、匂い、味、情動などの定量化手法の開発(例:覚醒と傾匂い、味、情動などの定量化手法の開発(例:覚醒と傾眠状態の判匂い、味、情動などの定量化手法の開発(例:覚醒と傾眠状態の判眠状態の判定(図2))定(図2))定(図2)) 生体計測では、単なる計測にとどまらず、理想とする結果生体計測では、単なる計測にとどまらず、理想とする結果を得る 生体計測では、単なる計測にとどまらず、理想とする結果を得るを得るための計測環境や実験デザインの構築にも取り組んでための計測環境や実験デザインの構築にも取り組んでいます。まための計測環境や実験デザインの構築にも取り組んでいます。まいます。また、信号から有用な情報を取り出したり結果に対た、信号から有用な情報を取り出したり結果に対する解釈を容易た、信号から有用な情報を取り出したり結果に対する解釈を容易する解釈を容易にするために機械学習(深層学習など)の導にするために機械学習(深層学習など)の導入も行っています。にするために機械学習(深層学習など)の導入も行っています。入も行っています。アピールポイント:アピールポイント:アピールポイント当研究室では、長年の研究により生体信号解析に関するノウハ 当研究室では、長年の研究により生体信号解析に関するノウハ 当研究室では、長年の研究により生体信号解析に関するノウを蓄積しています。我々がカバーできない計測デバイスや組みウを蓄積しています。我々がカバーできない計測デバイスや組みウハウを蓄積しています。我々がカバーできない計測デバイ込みシステム開発の企業との連携により、製品化につながるもの込みシステム開発の企業との連携により、製品化につながるものスや組み込みシステム開発の企業との連携により、製品化にと考えています。と考えています。つながるものと考えています。内 容内容: 人間の感覚や感性は、言葉で表すのですら難しいことが多 人間の感覚や感性は,言葉で表すのですら難しいことが多いでいですが、それを科学的に捉えようとすると、定量的に表すすが,それを科学的に捉えようとすると,定量的に表すことが必要ことが必要になります。例えば、色の見え方は人によって違になります.例えば,色の見え方は人によって違うということは知らうということは知られていますが、個々の波長の光でどれくれていますが,個々の波長の光でどれくらい違うのか,ということをらい違うのか、ということを表記できないと工学的には応用表記できないと工学的には応用できません.できません。照明光による環境も,「快適」とはどういう条件が満たされれば実現 照明光による環境も、「快適」とはどういう条件が満たさできるのか,光源の種類による影響はどうなのか,我々がどのようれれば実現できるのか、光源の種類による影響はどうなのか、に感じ,生理的にはどういう応答をしているのか,快適照明空間を我々がどのように感じ、生理的にはどういう応答をしている提案するためには感覚を定量的に表現する必要があります.のか、快適照明空間を提案するためには感覚を定量的に表現 現在,このような感覚を定量化する手法として,「心理物理実験」する必要があります。と呼ばれる手法をメインに用い,それと合わせて心拍や脳波などの 現在、このような感覚を定量化する手法として、「心理物生理的応答や生理的構造との関係から,問題解決の道を探ってい理実験」と呼ばれる手法をメインに用い、それと合わせて心ます.拍や脳波などの生理的応答や生理的構造との関係から、問題解決の道を探っています。アピールポイント:アピールポイント 感覚や感性をしっかりと定量的に表現することは,より住みやすい社会を実現する上で,不可欠なことだと思っています.それに少 感覚や感性をしっかりと定量的に表現することは、より住しでも貢献できるよう頑張ります!みやすい社会を実現する上で、不可欠なことだと思っています。それに少しでも貢献できるよう頑張ります!分   野:  情報科学専   門: 視覚情報処理,色彩科学分 野E-mail: yamauchi@yz.yamagata-u.ac.jp専 門Tel&Fax :0238-26-3346E-mail ・ yamauchi@yz.yamagata-u.ac.jpTel & Fax ・ 0238-26-3346HP: https://www.yamauchi-lab.net/HP ・ https://www.yamauchi-lab.net/情報科学視覚情報処理、色彩科学図解図解閉眼閉眼        開眼       閉眼       開眼  開眼当研究室がカバーする範囲当研究室がカバーする範囲覚醒状態覚醒状態           傾眠状態  色知覚メカニズムにおける個人差の定量化照明の快適性評価図1図1図2図2など)など)(上方が前頭部を表している)(上方が前頭部を表している)特徴抽出特徴抽出/解析/解析(機械学習(機械学習システムシステムへの組みへの組み込み/込み/製品化製品化図3図3               46脳波をはじめとする生体信号の解析による人間の認知・判断の脳波をはじめとする生体信号の解析による人間の認知・判断の評価および状態・情動の定量化評価および状態・情動の定量化教授 深見 忠典キーワード[ 脳活動、生体信号、状態推定、情動推定 ]キーワード[脳脳活活動動、、生生体体信信号号、、状状態態推推定定、、情情動動推推定定]教授深見忠典人間の感覚・感性を科学的・工学的に測定・評価するキーワード[ 視覚情報処理、色彩科学、照明工学、画像工学 ]教授 山内 泰樹

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る