2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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図4 従来のX線CT図3 標本切片図2 屈折X線CT乳がん検診用屈折コントラストCTの開発電場・磁場によるMWCNTの精密配向制御62分  野: 応用生命システム工学専  門: 医用画像工学 E-mail : yuasa@yz.yamagata-u.ac.jp分 野Tel : 0238-26-3324専 門 0238-26-3323Fax : 0238-26-3323E-mail ・ yuasa@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3324 / 0238-26-3323Fax ・ 0238-26-3323内 容軽くて強い、そして振動を超吸収する金属の創成と評価マイクロオーダーの鈴構造を金属材料中に形成する技術の開発を行っています。圧電高分子プリンターの開発任意構造のセンサ・アクチュエータを形成する技術の開発を行っています。アピールポイント 村澤研究室では、種々のスマートマテリアルの創成から、構造形成手法(加工法)の確立、そして材料評価までを一貫して独自に行っています。 また、独自装置の設計・製作および計測・制御(プログラミング)、そして実験データの解析(機械学習など)の手法を数多く開発しています。機械システム工学固体力学、実験力学、機能性材料分 野専 門E-mail ・ murasawa@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3712Fax ・ 0238-26-3712HP ・ http://smart-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/murasawa/内 容内容:  従来のX線CT(Computed Tomography)では,生体軟部組織をコ 従来のX線CT(Computed Tomography)では、生体ントラストよく撮像することはできません(図4).この問題に対して,軟部組織をコントラストよく撮像することはできません(図X線の屈折現象を用いると鮮明な画像を得ることができます(図2か4)。この問題に対して、X線の屈折現象を用いると鮮明な画ら4を比較).この技術は,現在社会問題化している乳がん罹患率像を得ることができます(図2から4を比較)。この技術は、現在社会問題化している乳がん罹患率の増大という問題へ解の増大という問題へ解決策を提供できます.新しい高精度乳がん決策を提供できます。新しい高精度乳がん検診用CT技術を検診用CT技術を確立するために,(1)効率的にデータを取得する確立するために、(1)効率的にデータを取得するための物ための物理実験システム(図1),および(2)得られたデータから良理実験システム(図1)、および(2)得られたデータから質な再構成画像を得るための画像化アルゴリズムの開発に取り組良質な再構成画像を得るための画像化アルゴリズムの開発にんでいます.取り組んでいます。 さらに,得られた再構成画像から乳がん患部を自動的に抽出し, さらに、得られた再構成画像から乳がん患部を自動的に抽医師へ診断に有用な情報を提供するための計算機支援診断ソフト出し、医師へ診断に有用な情報を提供するための計算機支援ウェアシステム(Computer Assisted Diagnosis; CAD)の開発を推進診断ソフトウェアシステム(Computer Assisted Diagnosis; しています.CAD)の開発を推進しています。応用生命システム工学医用画像工学図1 屈折コントラストCT撮像システムの概念図スマートな材料の創成と評価キーワード[ 固体力学、実験力学、スマートマテリアル ]乳がん検診用屈折コントラストX線CT装置の開発キーワード[ CT、放射光X線、屈折率、乳がん検診、CADシステム ]教授 村澤 剛教授 湯浅 哲也

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