2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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分  野: 建築学専  門: 木造構法、保存再生、建築設計分 野建築学専 門木造構法、保存再生、建築設計E-mail : hamasada@yz.yamagata-u.ac.jpTel : 023-628-4367E-mail ・ hamasada@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 023-628-436777内 容 豊かな地域を、多様なステークホルダーと共に創るしくみづくりに関心をもっています。 わたしたちはこれまで経験したことのない人口減少社会に生きています。拡大成長を志向する社会からの方向転換が迫られるだけでなく、災害やグローバル化に伴う諸問題に向き合いながら地域づくりをしていく必要に迫られています。そして地域づくりには特効薬はなく、絶対的な正解もありません。さらに何かが解決したとしても、望ましい状態が続くわけでもありません。地域の人が社会状況の変化をとらえつつ、地域内外で多様なネットワークを構築していくなかで地域の新しい価値を創造し地域を“マネジメント”していくことこそが豊かな地域の未来をつくると考えています。 そのような地域づくりを目指すとき、まず、どのような地域にしたいのか、そこでどのようにくらしたいのか、そしてどのように生きたいのか、ということを導きだすことが大切だと考えています。さらにそれらを実践していくためには、科学的な手法を用いて好循環を生み出すしくみをつくり、エンジンをかけ、動き出すことが必要です。アピールポイント 地域づくりのビジョンを描きたい、先進事例に学びたいなどのご希望に、学術的な見地から後方支援することを目指しています。分 野専 門E-mail ・ takasawa@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ 0238-26-3718HP ・ https://takasawa96.wixsite.com/mysite内 容伝統的な建築は衣食住の文化・歴史・技術を積み重ねたものです。伝統木造構法の成立や生業・資源との関係について研究していま 伝統的な建築は衣食住の文化・歴史・技術を積み重ねたもす。伝統構法を現代に活かした設計や歴史的建築の改修設計をしのです。伝統木造構法の成立や生業・資源との関係についてています。 研究しています。伝統構法を現代に活かした設計や歴史的建築の改修設計をしています。 ○伝統木造技術の再評価○伝統木造技術の再評価日本やアジアを中心に民家や集落について調査研究を行なってい 日本やアジアを中心に民家や集落について調査研究を行ます。実測や聞き取りを中心としたフィールドワークを行い、伝統的なっています。実測や聞き取りを中心としたフィールドワーな建築や集落が持つ特性について考察します。クを行い、伝統的な建築や集落が持つ特性について考察します。○新しい木造構法の開発○新しい木造構法の開発民家などの伝統建築にみられる建築技術はその土地の風土や文 民家などの伝統建築にみられる建築技術はその土地の風土化を反映したものです。木の特性や地域文化を継承し、現代に求や文化を反映したものです。木の特性や地域文化を継承し、められる新しい構法開発を行っています。 現代に求められる新しい構法開発を行っています。 ○歴史的建築の再生改修設計○歴史的建築の再生改修設計 スクラップアンドビルドの時代から現在あるものをうまくスクラップアンドビルドの時代から現在あるものをうまく利用するス利用するストック型社会にかわりつつあります。増築・改築・トック型社会にかわりつつあります。増築・改築・減築など、すでに減築など、すでにある建築を使い続ける方法や、保存だけである建築を使い続ける方法や、保存だけでない改修設計や現代のない改修設計や現代のあり方について考察します。あり方について考察します。アピールポイント:アピールポイント伝統木造構法の研究や歴史的建造物を現代に活用し、地域の建 伝統木造構法の研究や歴史的建造物を現代に活用し、地域築文化に貢献できるよう研究・設計活動を行っています。の建築文化に貢献できるよう研究・設計活動を行っています。都市計画・地域政策まちづくり○伝統木造構法の再評価○新しい木造建築の構法開発○歴史的建築の再生改修設計持続可能な地域を共に創るしくみの構築と実践キーワード[ 地域づくり、価値創造、サステイナブルツーリズム ]伝統木造構法の再評価と再生改修のデザインキーワード[ 伝統木造構法、保存再生、建築設計 ]助教 高澤 由美助教 濱 定史

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