2020-2022 山形大学 テクニカルシーズ
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情報・エレクトロニクス有機エレクトロニクス、数理工学内 容内容: 私たちの研究室では、高分子ゲル、特に結晶性ゲルの合成、  私たちの研究室では、高分子ゲル、特に結晶性ゲルの合成、微粒子・ファイバー・薄膜・不織布化、および3D造形に関する研究微粒子・ファイバー・薄膜・不織布化、および3D造形に関に取組んでいます。する研究に取組んでいます。 側鎖の構造を制御することによって、親水や撥水性、感温  側鎖の構造を制御することによって、親水や撥水性、感温性、刺激修復性、潜熱蓄熱/放熱等の機能を結晶性ゲルに付与するこ性、刺激修復性、潜熱蓄熱/放熱等の機能を結晶性ゲルに付とができます。これらの機能性ゲルの形状を微粒子やフィルム、繊与することができます。これらの機能性ゲルの形状を微粒子維、不織布など多種に変える技術の開拓も行っています。やフィルム、繊維、不織布など多種に変える技術の開拓も行っ  肌に優しい収縮膜、孔径・通気性制御可能な感温性微細孔フィています。ルム、果物や野菜の鮮度保持、バイオフィルタなどへの応用を検 肌に優しい収縮膜、孔径・通気性制御可能な感温性微細孔討しています。フィルム、果物や野菜の鮮度保持、バイオフィルタなどへの応用を検討しています。アピールポイント:81反射光入射光裏面電極(a) 通常の場合図1モスアイ(蛾の眼)構造の電子顕微鏡写真(それぞれの円錐の高さは500~700 nm)ガラス発電層図2有機薄膜太陽電池のデバイス構造(上)とモスアイによる光閉じ込めの概念図(下)ゲゲルルのの三三次次元元光光造造形形発電効率8.3%増加透明導電膜正孔輸送層裏面電極光光閉閉じじ込込めめにによよるる発発電電のの促促進進(b) 光制御を行った場合入射光裏面電極内容:内 容太陽光発電のさらなる普及を目指す上で、太陽電池のコストが高 太陽光発電のさらなる普及を目指す上で、太陽電池のコストいことが課題となっており、材料・製造コストの低減が可能な有機が高いことが課題となっており、材料・製造コストの低減が可薄膜太陽電池の研究開発が盛んに行われています。能な有機薄膜太陽電池の研究開発が盛んに行われています。本研究室では、有機薄膜太陽電池の高効率化を目指して、ナノ 本研究室では、有機薄膜太陽電池の高効率化を目指して、オーダーの微小な円錐を並べたモスアイ(蛾の眼)構造を用いた光ナノオーダーの微小な円錐を並べたモスアイ(蛾の眼)構造制御技術を開発しています。有機薄膜太陽電池内部の3次元的なを用いた光制御技術を開発しています。有機薄膜太陽電池内光の流れを解析するための独自のシミュレーション技術を構築し、部の3次元的な光の流れを解析するための独自のシミュレーモスアイ構造の形状の設計に応用したことで、8.3%(相対比)の大ション技術を構築し、モスアイ構造の形状の設計に応用した幅な発電効率の向上を実現しました。この構造により、入射光を斜ことで、8.3%(相対比)の大幅な発電効率の向上を実現しまめに曲げて、繰り返し反射により発電層に閉じ込めることが可能でした。この構造により、入射光を斜めに曲げて、繰り返し反あり、本来はあまり発電に適さない波長の光も、有効に発電に利用射により発電層に閉じ込めることが可能であり、本来はあますることができます。モスアイ構造の作成には、安価で大面積化もり発電に適さない波長の光も、有効に発電に利用することができます。モスアイ構造の作成には、安価で大面積化も可能可能なナノインプリントを使用しており、産業応用にも向いています。なナノインプリントを使用しており、産業応用にも向いています。アピールポイント:モスアイ構造有機薄膜太陽電池光制御技術の実用化を目指して、産学連携に積極的に取り組みアピールポイントます。光学シミュレーションと実験の両方向からアプローチしていることが、本研究室の強みです。 光制御技術の実用化を目指して、産学連携に積極的に取り組みます。光学シミュレーションと実験の両方向からアプローチしていることが、本研究室の強みです。分野:情報・エレクトロニクス専門:有機エレクトロニクス、数理工学分 野E-mail:kubota@yz.yamagata-u.ac.jp専 門Tel :0238-26-3766Fax:0238-26-3299E-mail ・ kubota@yz.yamagata-u.ac.jp Tel ・ 0238-26-3766Fax ・ 0238-26-3299HP :http://www.matheng.yz.yamagata-u.ac.jp/HP ・ http://www.matheng.yz.yamagata-u.ac.jp/  機能性高分子ゲルの創成が本研究室の強みです。アピールポイント  研究室見学を随時受け付けていますので、ご興味のある方、 機能性高分子ゲルの創成が本研究室の強みです。  どうぞお気軽にご連絡ください。 研究室見学を随時受け付けていますので、ご興味のある方、どうぞお気軽にご連絡ください。分  野: システム創成工学科専  門: 高分子科学分 野システム創成工学科E-mail : jingong@yz.yamagata-u.ac.jpTel : +81-238-26-3135専 門高分子科学Fax : +81-238-26-3248E-mail ・ jingong@yz.yamagata-u.ac.jpTel ・ +81-238-26-3135Fax ・ +81-238-26-3248HP : http://gong-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/HP ・ http://gong-lab.yz.yamagata-u.ac.jp/結晶性ゲルの創成と応用キーワード[ ゲル、高分子・繊維材料、三次元造形 ]有機薄膜太陽電池に光を閉じ込める光制御技術有機薄膜太陽電池に光を閉じ込める光制御技術キーワード[光制御, 光学解析, ナノインプリント]キーワード[ 光制御、光学解析、 ナノインプリント ]准教授 久保田 繁准教授 宮 瑾准教授久保田繁

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