工学部だより
大音隆男准教授が山形県科学技術奨励賞を受賞!
2025/2/12
令和7年2月10日(月)、本学の大音隆男准教授(理工学研究科)の山形県科学技術奨励賞受賞が決定しました。
この表彰は、「科学技術に関して優れた研究成果をあげた若手研究者に「山形県科学技術 奨励賞」を贈呈し、その功績を讃え顕彰することで、県内の若手研究者の研究意欲の向上を図るとともに、将来の研究者の確保に資すること」を目的として山形県が定めているものです。
対象となった業績は「超スマート社会に向けたハイブリッドナノ構造による赤色LED高輝度化技術の開拓」。
本研究では、複数の材料を組みあわせたハイブリッドナノ構造のエネルギー状態を制御することで、それぞれの材料やデバイスが抱えている欠点を改善し、発光効率が低い赤色LEDを高輝度化・高性能化する革新技術を開拓しました。これらの技術の進展により、マイクロLEDを高効率に一体集積できる技術に展開できるため、県内・日本の超スマート社会の加速化が見込まれる重要な技術開発であると期待されます。
【大音准教授のコメント】
この度は、山形県科学技術奨励賞という名誉ある賞を受賞し、大変光栄に思います。本研究は、研究室の学生や共同研究者の先生を中心とした多くの方のご協力と様々な研究費のご支援を受けて実施されたものであり、深く感謝申し上げます。今後もこの研究を推進・応用させ、県内・国内の科学技術の発展に貢献できればと考えております。最後に、日々支えてくれる家族に感謝いたします。