工学部概要

沿革

 明治時代の後半は、工業技術の輸入移植から量的及び質的発展へと転ずる必要性から、全国で八つの工業専門学校が設立されたが、本学部前身の米沢高等工業学校もその一つで、明治43年に設立されている。

 その後、米沢工業専門学校と改称された後、昭和24年に国立学校設置法に基づく新制大学の山形大学工学部として再発足した。当初は繊維工学科、応用化学科、機械工学科、電気工学科の4学科であったが、社会経済の発展による工業技術者の養成、学術研究の進展等による社会的要請により逐次に整備拡充され、研究施設及び大学院修士課程を併せ有する総合的な工学部へと発展してきた。

 平成2年4月に、近年の急激な科学技術の進展と学問分野の高度化、複合化等による社会的諸要請に対応すべく従来の学科・講座を整理統合し、大学科・大講座制に学科の改組を行った。また、平成5年4月に、21世紀を先導できる創造力と適応力、実行力に富んだ高度技術者・研究者を養成するため、大学院博士課程(区分制)が設置され、従来の修士課程は博士前期課程となった。

前身校の沿革

明治43年3月

米沢高等工業学校設置
(染織科(色染分科、機織分科)、応用化学科)

大正 2年3月

機械科設置

大正 2年5月

染織科2分科を色染科,紡織科と改正

大正11年3月

電気科設置

昭和14年3月

通信工学科設置

昭和17年3月

工作機械科設置

昭和19年4月

米沢工業専門学校に改称
機械科、化学工業科、電気科、電気通信科の4科に統合、改組

工学部の沿革

昭和24年5月

山形大学設置
工学部に、繊維工学科40人、応用化学科40人、機械工学科40人、電気工学科 40人の4学科設置
入学定員計:170人

昭和29年4月

工業短期大学部併設

工学専攻科設置

昭和33年4月

化学工学科増設:40人
機械工学科10人増
入学定員計:220人

昭和34年4月

附属繊維製造研究施設設置
電気工学科20人増
入学定員計:240人

昭和36年4月

精密工学科増設:40人
入学定員計:280人

昭和38年4月

電子工学科増設:40人
電気工学科20人減
入学定員計:300人

昭和39年4月

工学専攻科廃止

昭和40年4月

高分子化学科増設:40人
入学定員計:340人

共通講座6講座設置完了

昭和41年4月

繊維工学科20人、化学工学科20人、電気工学科10人、機械工学科10人の増
入学定員:400人

昭和42年4月

応用化学科20人、電子工学科20人、精密工学科20人の増
入学定員:460人

昭和44年4月

高分子化学科20人の増
入学定員:480人

昭和47年4月

繊維工学科を繊維高分子工学科に名称変更

昭和51年4月

附属繊維製造研究施設を附属高分子材料研究施設に名称変更

昭和58年4月

繊維高分子工学科を高分子材料工学科に名称変更

情報工学科増設:40人

昼夜開講課程(Bコース)設置
高分子材料工学科10人、応用化学科30人、機械工学科30人、電気工学科30人、情報工学科20人
入学定員計:640人

昭和60年10月

工業短期大学部廃止

昭和61年4月

臨時増募60人
入学定員計:700人

平成2年4月

学科改組
高分子材料工学科(6講座)、高分子化学科(5講座)、応用化学科(7講座)、化学工学科(5講座)、機械工学科(7講座)、精密工学科(5講座)、電気工学科(7講座)、電子工学科(5講座)、情報工学科(6講座)の9学科及び共通講座(6講座)の併せて59講座を、物質工学科(6講座)、機械システム工学科(3講座)、電子情報工学科(5講座)の3大学科及び共通講座(1講座)の併せて15大講座に改組

臨時増募
物質工学科(Aコース10人、Bコース5人)
機械システム工学科(Aコース5人、Bコース3人)
電子情報工学科(Aコース25人、Bコース12人)
入学定員計:720人

平成8年4月

電子情報工学科5講座を6講座に改組

附属高分子材料研究施設廃止

臨時増募
物質工学科:5人の増
電子情報工学科:5人の減
入学定員計:740人

平成9年4月

臨時増募
物質工学科:5人の増
電子情報工学科:7人の減
入学定員計:730人

平成10年4月

臨時増募
機械システム工学科:3人の増
電子情報工学科:7人の減
入学定員計:720人

平成11年4月

臨時増募
物質工学科:5人の増
電子情報工学科:15人の減
入学定員計:700人

平成12年4月

学科改組
物質工学科(6講座)、電子情報工学科(6講座)の2学科を、機能高分子工学科(3講座)、物質化学工学科(3講座)、電気電子工学科(2講座)、情報科学科(2講座)、応用生命システム工学科(2講座)の5学科に改組

  • 機能高分子工学科(Aコース115人、Bコース10人)
  • 物質化学工学科(Aコース115人、Bコース30人)
  • 電気電子工学科(Aコース85人、Bコース20人)
  • 情報科学科(Aコース80人、Bコース20人)
  • 応用生命システム工学科(Aコース60人、Bコース10人)

臨時増募
機械システム工学科:5人の増
電気電子工学科:5人の減
入学定員計:690人

平成19年4月

Bコース入学定員80人
機能高分子工学科10人、物質化学工学科5人、機械システム工学科5人、電気電子工学科8人、情報科学科9人、応用生命システム工学科3人の減

3年次編入学定員の廃止

平成22年4月

学科改組
昼間コースにバイオ化学工学科を新設。また、従来5学科設置していたBコースを1学科に統合し、新たにシステム創成工学科(フレックスコース)を新設。

昼間コース

  • 機能高分子工学科(110人)
  • 物質化学工学科(75人)
  • バイオ化学工学科(60人)
  • 応用生命システム工学科(60人)
  • 情報科学科(75人)
  • 電気電子工学科(75人)
  • 機械システム工学科(115人)

フレックスコース

  • システム創成工学科(50人)

Bコース入学定員の廃止

平成29年4月

学科改組
既存の8学科を5学科へ再編。昼間コースに建築・デザイン学科を新設。
高分子・有機材料工学科(140人)、化学・バイオ工学科(140人)、情報・エレクトロニクス学科(150人)、機械システム工学科(140人)、建築・デザイン学科(30人)、システム創成工学科(50人)

以降の沿革

大学院理工学研究科の沿革

昭和39年4月

大学院工学研究科(修士課程:5専攻)設置
繊維工学専攻:10人、応用化学専攻:8人、機械工学専攻:8人、電気工学専攻:10人、化学工学専攻:8人
入学定員計:44人

昭和40年4月

精密工学専攻(修士課程)増設:8人
入学定員計:52人

昭和42年4月

電子工学専攻(修士課程)増設:8人
入学定員計:60人

昭和44年4月

高分子化学専攻(修士課程)増設:8人
入学定員計:68人

昭和46年4月

機械工学専攻2人、化学工学専攻2人の増
入学定員計:72人

昭和47年4月

応用化学専攻2人、精密工学専攻2人、電子工学専攻2人の増
入学定員計:78人

昭和47年4月 繊維工学専攻を繊維高分子工学専攻に名称変更
昭和48年4月

高分子化学専攻2人の増
入学定員計:80人

昭和62年4月

情報工学専攻(修士課程)増設:10人
入学定員計:90人

繊維高分子工学専攻を高分子材料工学専攻に名称変更

平成5年4月

博士前期課程(修士課程)の改組
高分子材料工学専攻(6講座)、高分子化学専攻(5講座)、応用化学専攻(7講座)、化学工学専攻(5講座)、機械工学専攻(7講座)、精密工学専攻(5講座)、電気工学専攻(7講座)、電子工学専攻(5講座)、情報工学専攻(6講座)の9専攻及び共通講座(6講座)の併せて59講座を、物質工学専攻(6講座)、機械システム工学専攻(3講座)、電子情報工学専攻(5講座)の3大専攻14大講座に改組
入学定員計:126人

博士後期課程(博士課程)の設置
物質生産工学専攻(3講座)、システム情報工学専攻(4講座)の2大専攻制
入学定員計:17人

平成8年4月

生体センシング機能工学専攻(独立専攻)新設
(2基幹・2協力・1客員講座)
前期課程定員計:145人
後期課程定員計:17人

平成10年4月

物質工学専攻26人、機械システム工学専攻13人、電子情報工学専攻26人の増
物質生産工学専攻2人、システム情報工学専攻2人の減
前期課程定員計:210人
後期課程定員計:25人

平成11年4月

大学院工学研究科を大学院理工学研究科に名称変更

前期課程に5専攻を新設
数理化学専攻(2講座)、物理学専攻(2講座)、物質生命化学専攻(2講座)、生物学専攻(2講座)、地球環境学専攻(2講座)

後期課程に地球共生圏科学専攻(3講座)を新設

生体センシング機能工学専攻5講座を6講座に改組
前期課程2人、後期課程1人の増
前期課程定員計:210人
後期課程定員計:32人

平成12年4月

生物学専攻1人、地球共生圏科学専攻1人の増
前期課程定員計:269人
後期課程定員計:33人

平成16年4月

博士前期課程(修士課程)の改組
物質工学専攻(6講座)、電子情報工学専攻(5講座)の2専攻を、機能高分子工学専攻(3講座)、物質化学工学専攻(3講座)、電気電子工学専攻(2講座)、情報科学専攻(2講座)、応用生命システム工学専攻(2講座)の5専攻に改組
前期課程定員計:269人
後期課程定員計:33人

平成17年4月

博士前期課程に、ものづくり技術経営学専攻新設

平成19年4月

博士前期課程に、有機デバイス工学専攻新設

博士後期課程に、有機デバイス工学専攻・ものづくり技術経営学専攻新設
前期課程定員計:314人
後期課程定員計:33人

平成22年4月

生体センシング機能工学専攻(独立専攻)廃止

博士前期課程、改組
バイオ化学工学専攻を新設し、9専攻に改組。

博士後期課程、改組
有機デバイス工学専攻、物質生産工学専攻、システム情報工学専攻を有機材料工学専攻、バイオ工学専攻、電子情報工学専攻、機械システム工学専攻に改組。

平成25年4月

博士課程教育リーディングプログラム「フロンティア有機材料システム創成フレックス大学院」新設
5年一環教育定員:12人

平成28年4月

博士後期課程、改組

物質化学工学専攻新設
前期課程定員計:211人
前期課程定員計:211人

以降の沿革

大学院有機材料システム研究科の沿革

平成28年4月

大学院有機材料システム研究科設置

有機材料システム専攻新設
前期課程定員計:65人
後期課程定員計:10人