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「有機エレクトロニクス研究センター開所式典・記念講演会」を挙行しました 動画配信

2011/10/6

 新たに、本学工学部キャンパス内に設置した「有機エレクトロニクス研究センター」の開所式典及び記念講演会を、平成23年9月30日(金)に挙行いたしました。
 総面積約5700㎡、5階建ての本センターは、有機エレクトロニクス研究の最先端の基礎研究所です。有機EL、有機太陽電池、有機トランジスタの主要3部門からなり、ノーベル賞級の卓越研究教授"ドリームチーム"を核に、新進気鋭の研究者からなる"世界一の先端研究拠点"です。
 当日、開所式には企業関係者など約300名の列席がありました。式典の中で、結城学長は「地方大学の工学部は、産業活性化の拠点になる必要があり、山形における有機エレクトロニクスの産業化促進は東北再生のためにも重要な戦略である」と述べました。
 式典には吉村美栄子知事や安部三十郎市長など多くの来賓の方にご臨席いただき、常盤文部科学省大臣官房審議官からは「本センターが、山形大学がより個性豊かな世界をリードする大学として発展するための礎となるとともに、地域の新たな産業創成に寄与することを期待する」とご祝辞をいただきました。
 式典終了後はセンターに移動し、テープカットを行いました。
 午後からは伝国の杜(米沢市)を会場に、開所記念講演会を行い、城戸淳二教授を始めとする"ドリームチーム"のメンバーが講演しました。城戸教授は、研究内容や現在進行しているプロジェクトの内容を紹介し、「有機エレクトロニクス関連の企業を米沢中心に山形に集めたい。有機エレクトロニクスで産業革命を起こし、東北を活性化して、日本全体を変えたい」と熱意を語りました。また、青色発光ダイオードの発明で著名な中村修二教授も「山形大学の有機エレクトロニクス国際研究拠点化へ期待する」という題目で記念講演を行いました。
 今後は、本センターで行われている基礎研究の成果を産業化に結びつけるための応用研究施設と位置づけられる「有機エレクトロニクスイノベーションセンター(仮称)」が、米沢オフィスアルカディア内に設置される予定です(※経済産業省のイノベーション拠点立地支援事業)。

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