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ヴルカヌス・イン・ヨーロッパプログラムに初めて本学の学生が参加します

2011/12/7

 平成24年度「ヴルカヌス・イン・ヨーロッパプログラム」の派遣学生として、本学大学院理工学研究科機械システム工学専攻の高橋洋人さんが、山形大学の学生として初めて選ばれました。
 日欧産業協力センター主催の本プログラムは、日本の理工系大学生・大学院生を対象にヨーロッパで約1年間、語学研修(15週間)や在欧州企業でのインターンシップ(8か月)を行なうものです。「ヴルカヌス(Vulcanus)」とは、ラテン語で鍛冶屋の神様を意味しており、「鉄は熱いうちに打て」の言葉通り、将来の日欧関係に貢献する若い世代の学生を育てることを目的に1996年から開始されました。これまで287名の派遣実績があります。研修にあたっては奨学金も支給され、非常に恵まれた環境で将来にむけて自分を磨くことができます。
 高橋さんは平成24年4月よりスペインに留学します。採択決定までには、英語での書類作成や面接等いろいろ大変なこともありましたが、先生方の助言もあり見事難関を突破。研修参加への切符を手にすることができました。
 現地ではIDIADA(イディアダ)という自動車の性能評価などを行っている会社でインターンシップを体験します。高橋さんは、「初めての本格的な海外体験なので楽しみです。特に海外のプロフェッショナルたちと一緒に仕事が出来るのが楽しみ。研究室で学んできた音響測定や振動測定の技術を生かし、自分のスキルアップに繋げたいです」とプログラム参加の喜びと抱負を語りました。
 高橋さんの今後の活躍とともに、これに続く学生が現れることを大いに期待します。

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