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工学部だより
2017年

工学部だより

県立加茂水産高校の生徒・教員が本学部で食品加工技術を学びました(1/31)

2017/2/27

 1月31日(火)、山形県立加茂水産高等学校から海洋資源学科食品系の生徒11名と引率教員4名が片道3時間かけ来学。米 沢キャンパスの有機材料システムフロンティアセンター5階で約1時間、熱流体工学を基盤とした食品乾燥技術と有機ELを光源とした人工植物工場を目指す大 学発ベンチャーについて学びました。

 山形県唯一の水産高校である同校は、文部科学省スーパー・プロフェッショナル・ハイスクールに指定され、水産加工品の製造・加工など水産・海洋に関する様々な分野で研究・研修を進めています。

 冒頭、城戸淳二教授が歓迎のあいさつを述べ、有機EL技術と社長を務める大学発ベンチャー;ナチュラ ル・プロセス・ファクトリー社の紹介を行いました。引き続き、鹿野一郎准教授の案内で白衣に着替えて研究室を視察し、熱流体工学を基盤とした食品乾燥技術 を学びました。実際に常温乾燥技術で加工した米沢産リンゴと米沢牛を試食した生徒らは、「シャキシャキとして美味しい」、「ダイエット食に良いかも」、 「すごくジューシー!」などと感想を述べ、常温乾燥技術の今後の商品開発の可能性を体感されたようでした。

歓迎のあいさつを述べる城戸教授

城戸教授の説明を聞く生徒たち

白衣に着替えて研究室を視察

常温乾燥技術で加工した食品を試食

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