工学部だより
有機材料システム事業創出センター開所記念式典・内覧会を行いました（動画配信）
2018/6/7
山形大学が米沢市などと共同提案し、文部科学省の地域科学技術実証拠点整備事業として平成29年7月から整備を進めてきた「有機材料システム事業創出センター」が米沢オフィスアルカディアに完成し、平成30年6月1日に開所記念式典と記念講演会を行いました。
記念式典で小山清人学長は、約400年もの間、ほとんど人口が変化していない米沢市の歴史を振り返り、時代の流れの中で次々と産業創出があったことを紹介。今後の事業創出を担うこの有機材料システム事業創出センターが発展することで地域を活性化させていきたいと意気込みを述べました。
来賓の文部科学省産業連携・地域支援課の西條正明課長は、祝辞で、地域で生まれた研究開発成果の地域による事業化、この実現による地域の雇用創出と経済活性につながることを期待すると述べられました。山形県知事、米沢市長、県立米沢栄養大学学長からも、それぞれ祝辞をいただき、本センターから生まれる新しい技術を地域の発展につなげていくことへの大きな期待が寄せられました。式典には自治体、企業、大学関係者など約150人が出席。内覧会では、設置した３Dプリンターなど装置の紹介や、入居している企業の製品紹介等も行われました。
午後は伝国の杜「置賜文化ホール」にて記念講演会を開催し、大場好弘理事・副学長の開会の挨拶、小野寺忠司有機材料システム事業創出センター長の「センター紹介」のほか、来賓の方々から「センターへの期待」、入居研究者による研究・事業紹介等が行われ、200名弱の参加者とともに、新しいセンターが創出する事業について意見を交わしました。
最後に飯塚博米沢キャンパス長が「皆さま是非ご期待ください」と述べ、会を閉じました。
