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2018年

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微細なハンコで神経回路網を操作 -シャーレ内での脳機能モデリングに向けて道筋-

2018/11/15

理工学研究科の久保田繁准教授を含む研究チームによる研究成果が東北大学から発表されました。

概要

東北大学材料科学高等研究所の平野愛弓教授(同電気通信研究所を兼務)と山本英明助教,同電気通信研究所の佐藤茂雄教授,バルセロナ大学物理学部のJordi Soriano准教授,東北福祉大学感性福祉研究所の庭野道夫特任教授,早稲田大学理工学術院の谷井孝至教授,山形大学工学部の久保田繁准教授らの研究チームは,ミクロなハンコを使って,神経細胞がシャーレ内で作る回路網の形状を制御する技術を確立し,生体に近い発火パターンで活動する神経回路網を作製することに成功しました.この技術は今後,脳の情報処理原理の解明に向けたモデル系や,創薬を支援する医工学デバイスなどとして応用されることが期待されます. 

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